タイトル | : 花の名前 |
記事No | : 28 |
投稿日 | : 2013/05/08(Wed) 11:58:50 |
投稿者 | : Muraφ |
街中を歩いていると、病院がある。病院の近くには薬局がある。調剤薬局。 調剤薬局の名前は花を付けるのが多いですね。ひまわり薬局とか、カトレア薬局とか。 とはいえ、トリカブト薬局とかあせび薬局とか言う名前の薬局はない。毒草ですから。毒草……毒草? あのぉ、スズラン薬局ってのがあるんですけど。スズラン。
鈴蘭はれっきとした毒草。アメリカだっけか、鈴蘭を活けていた花瓶の水を飲んだ子供が死んだ例があるとか。何でそんなところの水を飲む気になったのかは不明だが…アメリカ人出し子供だし、その時は良い考えだと思ったってところかな。
どうやらスズランの場合毒草よりきれいな花のイメージが優先されたらしい。色が白いのは七難隠すというやつか(違う)。 身近な花ではダリヤとか夾竹桃なんかも危険物で、牧場の周りの並木には夾竹桃は植えないとか(落ち葉を食べて家畜が死ぬ場合があるらしい)。
トリカブトの場合、山菜のシドケに似ているため時々誤食・中毒が発生する。中毒の危険があっても、山菜やキノコはおいしいから止められない。毒を持つのは「食うな」との警告なのだろうけど、中毒して死ぬまで人間は山菜やキノコを採集して食べ続けるのだろう。 う〜む、進化とは偉大である(意味不明な結論)。
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